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外壁塗装はシリコンとフッ素、どちらがいい?施工管理が違いと選び方を解説

外壁塗装のシリコン塗料とフッ素塗料の違い・選び方を解説する比較画像 塗装の専門知識
HORITA’S FIELD JOURNAL / KNOWLEDGE 02

「シリコン」と「フッ素」。
高い塗料が、わが家の正解とは限りません。

外壁塗装の見積もりでよく見かける2つの塗料。価格・耐久性・今後の住まい方をどう比較すればよいのか、施工管理の視点から整理します。

こんにちは。ペイントリーフ大阪で施工管理を担当している堀田です。

八尾市・東大阪市で外壁塗装を検討している方から、塗料について「シリコンとフッ素は何が違うの?」「高いフッ素を選べば安心?」といった疑問を持たれることがあります。

塗料選びで大切なのは、名前だけで優劣を決めないこと。今回の記事では、違いをわかりやすく比較しながら、見積書で確認したいポイントまでお伝えします。

最初に結論

予算とのバランスを重視するならシリコン系、塗り替え周期を長めに考えたいならフッ素系が候補です。ただし、具体的な製品性能・外壁材との相性・下地処理・施工仕様まで確認して選ぶことが重要です。

01シリコン塗料とフッ素塗料、何が違う?

主な違いは、塗膜をつくる樹脂の種類です。一般にフッ素樹脂系塗料は高い耐候性を目指した製品が多く、材料価格も高めになる傾向があります。一方、シリコン樹脂系にも高耐候タイプがあり、性能の幅があります。

SILICONE
シリコン塗料

費用と性能のバランスを考える際の有力な選択肢。製品によって、耐候性・汚れにくさ・防かび防藻性などが異なります。

FLUORINE
フッ素塗料

長期的な耐候性を重視して検討される塗料。初期費用が高くなりやすいため、今後の塗り替え計画も含めて判断します。

「シリコンなら何年」「フッ素なら何年」と一律には決められません。同じ樹脂の種類でも、製品の設計や施工条件によって変わります。

02耐久性・費用・メンテナンスを比較

まずは、見積もりを受け取ったときに押さえたい違いを整理します。

比較項目シリコン系フッ素系
初期費用比較的抑えやすい製品が多い高めになりやすい
耐候性一般的な製品から高耐候タイプまで幅がある長期耐候性を重視した製品が多い
今後の維持費予算に合わせて塗り替え周期を考える初期費用と将来の塗り替え回数を合わせて考える
選ぶときの注意商品名・期待耐用年数・仕様の確認高額になる理由と下地への適合性の確認

※比較は一般的な傾向です。実際の費用・性能はメーカー、製品、塗装面積、下地の状態、工事内容などで異なります。

メーカーの公表値を比べると、差が見えてきます

例えば、エスケー化研の同じ「クリーンマイルド」シリーズでは、クリーンマイルドシリコンの期待耐用年数が12〜15年、クリーンマイルドフッソが15〜20年と案内されています。

一方、別製品のエスケープレミアムシリコンは14〜16年と公表されています。つまり、高耐候シリコンとフッ素の目安が一部重なるケースもあるのです。

メーカー公表情報(参考) エスケー化研|クリーンマイルドシリコン / クリーンマイルドフッソ / エスケープレミアムシリコン
※期待耐用年数は塗り替え時期の目安であり、保証期間ではありません。立地・方角・下地・施工条件などで変わります。
堀田の現場メモ|耐用年数の数字だけで決めない

実際の見積書では「シリコン塗料」「フッ素塗料」とだけ書かれていても、性能を十分に比較できません。メーカー名・製品名・下塗り材・塗り回数まで確認することをおすすめします。

03「ラジカル制御」とは?第三の樹脂ではありません

塗料を調べると「ラジカル制御形」という言葉も出てきます。ラジカル制御は、紫外線などによる塗膜の劣化につながる反応を抑えるための技術です。

ここで大切なのは、「シリコン」「フッ素」は樹脂の分類、「ラジカル制御」は耐候性を高めるための技術を表す言葉だということです。対立する3種類の塗料というわけではありません。

日本ペイントでも、ラジカル制御形のシリコン系塗料「パーフェクトトップSi」などを案内しています。

先日ご紹介した八尾市の施工事例No.007でも、使用塗料は「ラジカルシリコン」と掲載しています。ただし、この名称だけで具体的な製品や耐用年数を特定することはできません。

04わが家にはどちらが合う?考え方の目安

選び方に唯一の正解はありません。次のように、ご家庭の条件から考えると整理しやすくなります。

シリコン系を検討

費用と性能のバランスを優先したい

今回の塗装予算を抑えながら、製品の耐候性や汚れにくさもきちんと確認したい方。高耐候シリコンも含めて比較します。

フッ素系を検討

長期のメンテナンス計画を重視したい

今後も長く住む予定で、将来の塗り替え頻度をできるだけ抑えたい方。初期費用との差を踏まえて検討します。

なお、外壁材の状態や劣化が進んでいる部分によっては、塗料のグレードよりも、補修方法や下地処理の検討が優先されます。高価な上塗り材を選べば、下地の問題まで解決するわけではありません。

05見積書では、この5項目を確認してください

「塗料の種類が違うだけ」と思っても、見積もりの条件がそろっていないことがあります。比較前に確認したい項目をまとめました。

  • 01|具体的な製品名メーカー名・商品名・グレードが書かれているか。
  • 02|下地処理の内容外壁の状態を踏まえた補修・洗浄・下地調整の範囲。
  • 03|下塗り材と施工仕様下塗り材の適合性、塗り回数、所定の塗布量など。
  • 04|塗装する範囲外壁以外の軒天・雨どいなど付帯部が含まれているか。
  • 05|別工事の扱いサイディング目地のシーリングなど、別途費用となる工事はないか。
  • +|工期と保証の説明天候による変更、施工保証の対象・条件を確認する。

※シーリング工事の必要性や範囲は建物によって異なり、外壁塗装と別工事・別料金になる場合があります。ペイントリーフ大阪の料金については料金・費用ページをご参照ください。

06まとめ|塗料名より「自宅に合う仕様」を大切に

シリコン系とフッ素系には、それぞれ選ぶ理由があります。価格だけで決めるのでも、耐用年数の数字だけで決めるのでもなく、建物の状態とご家庭の希望を整理して比較することが大切です。

「どちらが上か」ではなく、「わが家には何が合うか」。その視点で見積もりを見ていただくことが、後悔しない塗り替えにつながると考えています。

八尾市・東大阪市で外壁塗装を検討中の方は、気になることを遠慮なくご相談ください。現場のことを、できるだけわかりやすくお伝えしていきます。

施工管理・堀田|ペイントリーフ大阪

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八尾市・東大阪市を中心に、建物の状態やご希望に合わせた塗り替えを一緒に考えます。

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